肥満遺伝子で食事を改善!脂質NGのタイプとは?

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日本人に多くみられる肥満遺伝子は、β3アドレナリン受容体遺伝子に変異があるタイプ(β3AR)、脱共役たんぱく質1遺伝子に変異があるタイプ(UCP1)、β2アドレナリン受容体遺伝子に変異があるタイプ(β2AR)ですが、それぞれ肥満対策が異なります。

特に脂質に気をつけた食事をした方がよい肥満遺伝子は、脱共役たんぱく質1遺伝子に変異があるタイプです。

脱共役たんぱく質1遺伝子(UCP1)に変異がある場合

UCP1に変異がある場合、脂質の代謝が悪くなります。
下半身に皮下脂肪がつきやすく、油っこい食事を好んだり、ストレスなどで過食をしやすい人が多い、といわれています。
下半身が太りやすいことから、洋ナシのような体形になりやすいため、洋ナシ型肥満とも呼ばれます。
日本人のおよそ3人に1人がこの遺伝子に変異をもち、特に女性に多い傾向があります。
基礎代謝に影響し、1日あたりおよそ100Kcalほど低くなるようです。

食事は低脂肪に

脂質の代謝が悪く、食事の脂肪分が多いと皮下脂肪がつきやすくなるので、脂肪の摂り方を気をつけなければいけません。
動物性の脂肪は出来るだけ控え、オリーブ油やキャノーラ油、魚由来の油を上手に活用しましょう。
肉類などの調理中に出てくる余分な脂肪分は、キッチンペーパーなどでふき取るのがおすすめです。
たんぱく質も、豆腐や豆類、鶏肉のささみ、魚類を中心に、牛肉や豚肉を取る場合は、脂肪分の少ない赤身肉を選びましょう。
ウインナーやベーコンなどの加工肉、揚げ物や、バターを多く使った料理は出来るだけ避けるほうがよいです。

食べる順番も気にしてみる

余分な脂質の吸収を抑えるといわれている食物繊維を先に食べるのが良い、といわれています。
野菜類、炭水化物、たんぱく質の順で食事を進めると、脂肪の余分な吸収を抑えることができます。

肥満遺伝子があっても、必ずしも肥満になる、ということではないようです。
肥満の原因は、遺伝子要素が30%、生活習慣要素が70%ともいわれています。
親も肥満だから、自分も、と諦めず、食事などの生活習慣を見直してみましょう。
さらに自分の肥満遺伝子のタイプが分かれば、どのような対策をすればよいのかが、より分かりやすくなるでしょう。

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