染色体から肥満遺伝子を確認!遺伝による影響は?

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親も太っているから、自分も太っている。
これは遺伝だから仕方がない、と考える人も多いでしょう。
肥満の原因の1つに体質、つまり親から受け継いだ遺伝であることは、様々な研究からも明らかになっています。
肥満遺伝子と呼ばれるようになりましたが、どのようにして分かるのでしょう。

肥満遺伝子を探す

最近は、自宅でも肥満遺伝子の検査が比較的安く受けられるようになり、肥満遺伝子検査をしたことがある人が増えてきました。
肥満遺伝子がどこにあるのか、それは人の遺伝子情報の解析が終わったことで可能になりました。
遺伝子とは、ある特定のたんぱく質を作り出すための情報が記録されているところです。
遺伝子の情報を元に作り出されてたたんぱく質が、体に様々な影響を及ぼします。
この遺伝子がその人の「体質」というのを生み出します。
遺伝子は細胞の核の中に存在しますが、ヒストンというたんぱく質に巻きついて、染色体と呼ばれる構造を作っています。
遺伝子検査では、染色体上の遺伝情報の配列を読み取って、どのようような肥満遺伝子があるかを確認できるのです。

染色体は親から子へ受け継がれる

精子と卵子が作り出されるとき、染色体が半分の量になります。
つまり、精子と卵子は通常の細胞の染色体の量の半分しか持ちません。
ですが、その精子と卵子が出会い、受精卵となることで、染色体は再び元の量に戻ります。
父親と母親の遺伝情報が子へと受け継がれるのは、このためです。
そのために、親が肥満遺伝子を持っていれば、それが子へと受け継がれる可能性が高いのです。

人種間でも異なる肥満遺伝子の種類

日本人は、欧米人よりも肥満遺伝子を持つ確率が高い、といわれています。
日本人のルーツと考えられている祖先は、農耕民族であったため、気候の変化の影響を受けやすい生活をしていました。
そのため、常に飢餓との戦いであったと考えられています。
その中で、少ない食事量でも体の機能を維持できるように遺伝子が変化し、それが受け継がれたと考えられています。
この遺伝子は倹約遺伝子と呼ばれています。
貧しい食事をしていた時代は、この倹約遺伝子はとても役に立っていましたが、飽食の時代と呼ばれる今では、肥満遺伝子として働いてしまうのです。

親から子へと受け継がれる遺伝子、肥満遺伝子も例外ではありません。
ですが、肥満の原因は遺伝子だけはなく、生活習慣も大きな要素です。
親が太っている、太りやすい体質であるなら、肥満を防ぐために、生活習慣を見直すのも大切なようです。

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