TV放送のNHKまちかど情報室で「肥満遺伝子検査キット」が紹介され話題です。
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『遺伝子博士』で自分の遺伝子を知り、ダイエット成功への最短ルートを手に入れませんか？
世界で行われていた人の遺伝子の解析。
これが完了したことで、どの遺伝子にどのような遺伝情報があるのかが分かるようになりました。
それにより、ある程度は病気になりやすい、なりにくい、というのがある程度予測できるようになっています。
遺伝子検査でわかること
遺伝子検査は、その時点での論文などのからの研究結果を元に、どの遺伝子にどんな異変があると、どんな病気になる可能性があるかを調べます。
遺伝子検査に用いられる論文などが変わると、検査結果も変わる、ということがあります。
これは、まだ新しく始まった検査のため、どの研究結果がより的確か、と判断するだけの情報が十分にそろっていない、といえます。
さらに多くの病気は、複数の遺伝子の異変が関係していることも分かってきているからです。
検査結果が全く違うものである、ということではありませんが、100％その病気になる、ということではない、ということを理解しておきましょう。
遺伝子検査で分かる病気
遺伝子検査で分かる病気の数は多くありますが、主にガンや生活習慣病を対象にしているところが多いようです。
利用する会社によっても違いがありますが、比較的身近な病気やガンを中心に調べるところがほとんどのようです。
病気の原因
遺伝子の異変だけでおきる病気も確かにあります。
お酒もタバコもしない若い人でも、がんになったり、その逆に、お酒もタバコもするけど、病気になったことがない高齢者など、受け継いだ遺伝子による体質により、病気になったり、病気にならなかったりします。
ただ、多くの病気は複数の遺伝子の異変だけでなく、何よりも生活習慣が大きく関与していることも明らかになっています。
親戚に大病をした人がいるから、と食事に気をつけたり、適度な運動を続けることで、元気に過ごしている人もいます。
病気になるかならないかは、遺伝子によるものが30％、生活習慣によるものが70％、ともいわれています。
遺伝子検査の結果を元に、生活習慣の改善を検討すると、病気を未然に防げる可能性が大きくなります。
身近になってきた遺伝子検査ですが、結果をいかに活かすかが大切なようです。
今の段階では、遺伝子検査はあくまで、病気になる可能性を割り出すだけです。
必ずこの病気になる、ということではありません。
悪い結果が出たから、と自暴自棄にはならず、検査結果から生活習慣を見直すことが一番大切なようです。
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