日本人によくみられる遺伝子タイプとは?

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たくさん食べても太らない人、そんなに食べてるつもりではないのに、なぜか太る人。
私は太りやすい体質なんだ、となんとなく分かっていても、その理由について考えたことがある人は少ないかもしれません。
体質というのは、遺伝子によって決められていますが、太りやすい体質も遺伝子が影響していることが分かってきました。

肥満遺伝子とは

肥満遺伝子とは、肥満に関係してる遺伝子のことで、見つかっているだけでもおよそ50以上あります。
肥満遺伝子自体は誰にでもあるのですが、その遺伝子情報に異常がある場合、基礎代謝が下がることが分かっています。
そのために、肥満になりやすくなるのです。
肥満の原因に遺伝子が関係している確立は、30~70%ともいわれています。
かなり幅がありますが、肥満遺伝子があるから、というだけで肥満になるとは限らず、生活習慣も大きく影響していることが分かっています。
人種によっても肥満遺伝子のタイプが異なるようで、日本人には主に3種類の肥満遺伝子が関与しているようです。

日本人によくみられる遺伝子タイプ

多くの日本人は、3種の肥満遺伝子のいずれかを1つ、または複数持っているようです。
その3つは、ベータ3アドレナリン受容体遺伝子(β3AR)、脱共役たんぱく質1遺伝子(UPC1)、ベータ2アドレナリン受容体遺伝子(β2AR)と呼ばれています。
それぞれの肥満遺伝子には、特徴があります。

ベータ3アドレナリン受容体遺伝子(β3AR)

β3AR はりんご型とも呼ばれていますが、おなか周りが太りやすい、主食を好んで食べる、空腹になると我慢できず、何かを食べずにはいられない、という特徴があります。
糖質の代謝に影響が出やすく、内臓脂肪がつきやすいようです。

脱共役たんぱく質1遺伝子(UPC1)

UPC1は洋ナシ型とも呼ばれていますが、下半身が太りやすい、脂っこい食事を好んで食べる、ストレスを感じると過食に走りやすい、という特徴があります。
脂質の代謝が悪いため、皮下脂肪がつきやすいようです。

ベータ2アドレナリン受容体遺伝子(β2AR)

β2ARはバナナ型とも呼ばれていますが、ひょろっとした体形で、さっぱりしたものを好んで食べる、食事を抜いても気にならない、という特徴があります。
たんぱく質の合成が悪いため、体の筋肉が少なく、一見肥満とは関係ないようですが、一度太ると痩せにくいため、肥満遺伝子として考えられています。

肥満遺伝子のタイプとして、日本人に良くみられる3つのタイプを紹介しましたが、どのタイプを持っていても、必ず肥満になるというわけではないようです。
生活習慣にも気をつけながら、肥満遺伝子の特徴を把握して肥満対策をするとよいでしょう。

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