肥満遺伝子は生活習慣病にも影響する

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戦前までは、日本人の食事内容は野菜や穀物中心の質素なものでしたが、現代は飽食の時代と呼ばれるまでになりました。
変わったのは食事だけでなく、私達が住む環境も変化し、体を動かす機会も減ってきました。
それに伴って、肥満が増え始め、生活習慣病を患う人が増えてきました。

生活習慣病とは

生活習慣に深くかかわりのある病気の総称ですが、かつては成人病と呼ばれていました。
加齢に伴っておきる病気と考えられていたものが、実は生活習慣が深く関わっていることが分かってきたので、呼び方も変わりました。
生活習慣病の代表的なものは、糖尿病、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症などです。
また、肥満と生活習慣病を伴うと、メタボリックシンドロームとも呼ばれ、日本での3大死因である、ガン、脳血管障害、心臓病とも深い関係があると考えられています。

生活習慣病が増えた理由 食事の変化

比較的最近に急増してきたこの生活習慣病の理由の1つが、食事の欧米化です。
歴史的にみても、肉類を取る習慣のほとんどなかった日本人が肉類を食べだしたのは、戦後しばらくたってからです。
それまで野菜類や穀物が中心だったのが、肉類を多く食べるようになり、食事で摂取するエネルギーの量が格段に増えて、肥満になる人が増えてきたのです。
さらに、昔に比べると野菜類の摂取が減ってきていることも、生活習慣病を引き起こす原因の1つと考えられています。

生活習慣病が増えた理由 運動不足

昔の日本は、農業に従事している人がたくさんいました。
その他の仕事をしていても、徒歩での移動の機会が多くありました。
ですが、今は車や電車、バスでの移動が簡単に出来るので、歩く機会も減りました。
食事が豊かになった割に、体を動かしてエネルギーを消費する機会が減ったので、肥満になりやすくなったのです。

日本人は肥満遺伝子を多く持つ

遺伝子の解析により、肥満に関わる遺伝子の存在も明らかになっています。
多くの日本人には、粗食でも体に十分なエネルギーを得られるように変化した遺伝子があることが分かりました。
これは倹約遺伝子と呼ばれていますが、この遺伝子を持っていると、少ない食事で体の機能を維持するためのエネルギーを十分確保することができるのです。
ですが、食べ物に困らない今の日本で、この倹約遺伝子の働きは、逆に肥満をもたらす肥満遺伝子に変わってしまうのです。

生活習慣と大きく関わる肥満や生活習慣病ですが、生活習慣を変えると改善できることがほとんどのようです。
肥満遺伝子をもっていても、生活習慣の方がより深く肥満と関わっている、といわれています。
食事を野菜中心にしたり、運動をする機会を増やすなど、生活習慣を見直してみましょう。

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