バナナ型 – 肥満遺伝子は食べても太らない?

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日本人が多く持つといわれる3つの肥満遺伝子タイプの中で、バナナ型と呼ばれているものがあります。
実は逆肥満遺伝子とも呼ばれたりするのですが、なぜこのタイプも肥満遺伝子の1つとして考えられているのでしょうか。

バナナ型の肥満遺伝子について

バナナ型の肥満遺伝子はベータ2アドレナリン受容体遺伝子(β2AC)で、この遺伝子が変異型の場合、肥満に関係するといわれています。
β2ACの変異型を持つ人は、基礎代謝がおよそ200Kcalも高くなり、食べても太りにくい体質になります。

バナナ型の特徴

食べても太らないため、ひょろっとした体形で、食事を抜いても平気だったり、朝食をとらない人が多いようです。
食事もあっさりとしたものを好む傾向があります。
体に筋肉がつきにくいので、一度ついてしまった脂肪をうまく燃焼することが出来ない、という弱点があります。
つまり、太ってしまうと痩せにくいのです。
若い頃は痩せていても、30・40代を過ぎる頃から下腹部に脂肪がつきはじめ、太りはじめる傾向があるようです。
このために、一見肥満とは縁のなさそうなバナナ型も肥満遺伝子の1種として考えられているのです。

バナナ型の注意点

たんぱく質の合成が苦手のため、体に筋肉がつきにくい、といわれています。
そのため、高タンパク質の食事と積極的にとるようにしましょう。
その時、よく噛んで消化を助ける唾液の分泌を促すことも必要です。
たんぱく質の消化・吸収を助けるビタミン、ミネラル類も合わせてとることも重要なポイントになります。

筋肉の量を増やす

体に筋肉が少ないので、筋力トレーニングなどで筋肉に負荷をかけて筋肉を増やすようにすると、太りにくくなります。
ダンベなどを使って、適度な刺激を筋肉に与えるとよい、とされています。
できればスポーツジムなどで、インストラクターに自分にあった筋力トレーニングのプログラムを作ってもらい、正しく筋肉を動かせているかなどを確認してもらうほうが、良いかもしれません。

食べても太らないバナナ型、若い頃は特別気にしていなかった体重や体形も、年齢と共に増え始めて肥満になった、ということが多いようです。
気がついたら太っていた、とならないように、若い頃から筋力トレーニングや食事にも気をつけておきたいですね。

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